大手ギャラリー【警察講話:ネットトラブル防止講話】
4月24日(水)6限に、警察講話を実施し、新潟県警察本部生活安全部少年課長岡少年サポートセンター長 藤田優子 様を講師としてお迎えしました。
インターネットの普及により、私たちの生活は便利になりましたが、同時に様々なリスクも存在します。藤田様からは、特に、以下の6つのネット特性について、トラブルの事例も含めてお話しいただきました。
📱公開性: インターネット上の情報は世界中に公開され多くの人が見ることが前提です。
📱記録性: インターネット上の投稿を完全に削除することは難しいです。
📱信憑性: インターネット上の情報の信憑性には注意が必要です。
📱公共性: インターネット上の情報は公共の場になり得ます。
📱流出性:インターネット上に投稿した内容が不正に入手されプライバシーの侵害や個人情報の漏洩といった深刻なリスクを引き起こす可能性があります。
📱匿名性: インターネット上では身元を伏せて投稿しても、特定される可能性が高いです。
これらの特性を踏まえ、以下のトラブル事例についても警戒が必要です。
⚠️ネットいじめ: たった1回の投稿がデジタルタトゥーとなり人生に大きな影響を及ぼしたり、悪口を繰り返し投稿することで迷惑行為、名誉棄損罪、侮辱罪などの犯罪行為になることがあります。
⚠️自撮り被害: プライバシーに関するトラブルにも注意が必要です。「撮らない・求めない・送らない」ことが重要!
⚠️闇バイト: 好条件のアルバイトに安易に応募したり、身分証の提出などは行わないように!
講話後のペアワークから、3年生の感想の一部を紹介します。
🙋♂️「LINEグループで、安易に写真を送ったりしないよう気をつけねばと感じた」
🙋♀️「もうすぐ18歳で成人になる。大学生になったり、成人を迎え自分で契約ができる年齢になれば、アルバイトもすると思うが、好条件のアルバイトが闇バイトであったら…と想像して怖いと思った」
🙋♀️「身近なSNSの問題を教えていただいた。被害者にならないように、そして気づかぬうちに加害者にならないように気をつけたい」
インターネットは便利なツールですが、安全に利用するためには常に注意が必要です。特に個人情報やプライバシーに関する情報は十分に保護し、心配な
ことがあれば、信頼できる大人に相談することも大切です。皆さんの安全を第一に考えて行動しましょう。