長岡市栃尾地区の梅野俣集落では、地域活性化を目指す「ど田舎〇ごとがんばり隊」が活動を続けています。本校の河田事務長が事務局を務めるこの団体は、「元気回復集落」を目指し、平成25年より楢山峠の整備を行い、周遊コースを作成してきました。毎年トレッキングイベントも開催され、多くの参加者が地域の自然を楽しんでいます。この周遊コースの案内看板が完成したのは6年前ですが、実は、案内看板を作成したのが、本校の美術部でした。当時の美術部員たちは、可愛いイラストの看板を作り上げました。

そしてその看板が色褪せや傷みによって修復が必要となり、現美術部が再び立ち上がりました。現美術部の生徒たちは、2日間かけて丁寧に修復作業を行い、地域のシンボルである看板を蘇らせました。栃尾地区の風景を描いた立派なデザインに仕上げ、地域の自然美を引き立てる作品となっています。

美術部の生徒たちが地域に貢献し、その成果が地域の人々や訪れる方々に喜んでいただけることは、とても誇らしいことです。

今後も地域と学校が連携し、共に成長し続けていくことを願っています。ぜひ、梅野俣集落のトレッキングコースを訪れ、現地で美術部が修復した看板を実際にご覧ください。