教頭note【日本史探究:資料を駆使して興味関心を高める授業‼️】
1月29日(月)、本校を会場に高教研(県高等学校教育研究会)地歴公民部会企画委員会が開かれ、6限に2年2・3組の「日本史探究」の公開授業を行いました。授業の「問い」は「日本史上最大の内戦(南北朝の内乱)はなぜ起きた?」です🙋公開授業の特筆すべきポイントをまとめました!
○ 多様な資料からの多角的な視点
「問い」について多角的に考察するために、授業では教科書や資料集、新書など、多様な資料が活用されました。例として、生徒たちは岩波新書『後醍醐天皇』、漫画『逃げ上手の若君』などの資料を読み、その内容を整理しながら、内乱の原因を探究していきました😊
〇ソクラテス的質問法で深い理解を促進
担当教員はソクラテス的な質問を投げかけ、生徒たちの思考を刺激しました。「光源氏のヒカルって何?」「悪党・楠木正成の像はどこにあるの?」「建武の新政は何を目指したの?」などの質問に、生徒たちは、資料の内容を基に考えを巡らせ、ペアやグループで活発な意見交換を行いました💡
〇教科書をベースにした発展的な学び
「肖像画に描かれた後醍醐天皇の姿に違和感は?」「後醍醐天皇が聖徳太子を模倣した理由は?」など、教科書だけでは得られない新たな発見も、授業をより深く充実したものにしました。また、「二条河原の落書」を皆で読むなど、史料の内容を楽しく理解する活動があり、生徒たちだけでなく参観した他校の教員の方からも拍手が起こりました👏👏✨
この授業では、資料を効果的に活用することで、生徒たちの興味関心を高め、クラスメイトと協力しながら考えを深める主体的な学びを促進していました。歴史への理解を深め、思考力や問題解決能力を育む、充実した授業に生徒たちは笑顔で積極的に参加しました!!