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部活動note【🌊地学部の探究:「鬼の洗濯岩」を人工で再現!🌊】

🔍 研究テーマ:「鬼の洗濯岩の謎を人工実験で検証」

地学部が次年度の全国総文祭に推薦された研究テーマは、「鬼の洗濯岩」の地質現象再現です🌊砂岩と泥岩が交互に層を成した縞模様の岩場が、波や風の浸食によって独特の形状を生み出す仕組みを解明すべく、砂岩と泥岩の特性を比較・分析する実験を実施しました。今回はその研究内容に迫ります‼️

📌 疑問
・鬼の洗濯板は、砂岩泥岩互層の泥岩部が侵食されてできた風景らしいが、生徒たちは砂岩の方が「ボロボロと崩れやすい」というイメージを持っていた。砂岩の方が泥岩より侵食されやすいのはなぜだろう…?

📌 実験の工夫
生徒たちは、砂とセメントを使い「人工砂岩」と「人工泥岩」を作成。その後、以下の手法で侵食の再現と比較を行いました。

1️⃣ 万力を使用して圧力を加える
万力を用いて砂岩と泥岩の強度を測定。どちらが削れやすいかを比較しました。

2️⃣ 実験装置を使って侵食状況を再現
人工的に作成した砂岩・泥岩を互いに擦り合わせて削り、その削られた量を計測し、比較しました。顕微鏡で表面の変化を観察しました。

薄く削って、表面の粒子間の様子を観察し比較しました。

3️⃣ データをもとに仮説を検証
削られた粒の数を記録し、砂岩の方が泥岩よりも削られやすいことを確認することができました。


研究を通して得た発見

💡 砂岩と泥岩の違い
実験を通じて、砂岩の方が泥岩よりも侵食されやすいことが明確になりました。今後はこの原因を詳しく探るべく、研究を続けていきます!

💡 研究の工夫
「モルタルやコンクリートの比率」を参考に人工的に岩石を作成するなど、独自のアプローチで実験を進めました。

💡 発表会での評価
「独創的な研究アプローチ」と「実験の丁寧さ」が評価され、地学部は高い評価を得ました!


🌊 地学部の皆さん、これからも研究を通じて自然の謎に挑み続けてください!
今回の成果が、さらに深い探究の一歩となることを期待しています✨