大手ギャラリー【中越地震から20年、自衛隊が伝える防災の教訓】
11月18日(月)、防災避難訓練を実施しました。平成16年10月23日に発生した中越地震では本校の体育館や済美会館が避難所となりました。今年度の訓練は、新潟県中越地震から20年という節目に合わせ、自衛隊の方々をお招きし、より実践的な内容で行われました。
【自衛隊によるレクチャー】
訓練の一環として、陸海空自衛隊の3名の隊員によるレクチャーとデモンストレーションが行われました。レクチャーでは自衛隊の主要な任務である「国防」「災害派遣」「国際平和協力活動」について説明があり、特に災害派遣に焦点を当てた話が展開されました。東日本大震災や中越地震での経験談を交えながら、自分の命を守ること、家族や友人の命を守るための知識と備えの重要性について語られました。
【応急担架の作成方法】
応急担架の作成方法を学ぶデモンストレーションも行われました。生徒たちは、棒と上着を使用した簡易担架の作り方を学び、実際に生徒代表の若井杜南さんが作成した担架に乗りました。全校で災害時に役立つスキルを身につけることができました。
【学んだことを日常に活かす】
また、自衛隊の公式サイトやスマートフォンアプリで防災情報を収集する方法も紹介され、生徒たちは災害時に必要な知識を効率的に得る手段を学びました。日頃から食料や水、懐中電灯などの非常用品を準備しておくこと、そして避難訓練で得た知識を実生活に活かす重要性が強調されました。
【地域に貢献する防災意識を】
今回の防災訓練を通じて、生徒たちは自分自身だけでなく、地域や家族を守るための意識を高めることができました。今後も定期的に防災訓練を実施し、生徒たちの防災意識を育てていく予定です。