1年探究note【探究ゼミ⑮後半:発表会を振り返って ~学びと成長の軌跡~】
12月18日(水)の探究活動発表会では、生徒たちが「伝えたかったこと」や「他の人の発表で学んだこと」をテーマに振り返りを行いました。発表を通じて得られた学びや気づきを、今後の探究活動に活かしていく予定です。こちらのnoteでは生徒の振り返りとコメントを一部ご紹介します。
振り返りの主な特徴をご紹介します。
身近な課題を通じた共感の創出
生徒たちは日常生活や将来に関わるテーマを取り上げ、聞き手に共感を呼びかけました。例:「睡眠と食事の重要性を訴え、生活習慣を見直すきっかけを作りたかった」
例:「学校でタブレットを活用する際、先生が感じる不安を考え、対話の必要性を伝えたかった」
新たな視点や発見の共有
発表では独自の視点や新しい発見を通じて、聞き手に考え方を促す内容が多く見られました。例:「縮毛矯正のリスクを調べる中で、美容と社会的背景とのつながりを伝えたかった」
例:「ご当地ヒーローが地域活性化に貢献する事例を通じて、新しい地域づくりの可能性を提案したかった」
発表技術や資料の工夫への学び
他の生徒の発表を参考に、スライド作りやプレゼンテーション技術を工夫しようとする意欲も目立ちました。例:「スライドに図やグラフを活用して、視覚的に伝わりやすくしたい」
例:「質問への回答で、新たな発見や視点が得られた」
社会問題やグローバルなテーマへの関心
生徒たちは社会問題や地球規模の課題に目を向け、身近なことだけでなく広い視野を持って探究に取り組んでいました。例:「食品ロスやフードロス削減のための具体的な行動を提案したいと思いました」
例:「地球温暖化の現状を知り、防止策を考える必要性を強調したいと感じました」
探究活動を通じた実践と行動への意識
調べるだけでなく、具体的な行動や社会に影響を与える提案を目指す生徒が多く見られました。例:「フードロス削減のためのリーフレットを作り、地域で配布する活動を計画したい」
例:「AI失業の問題を調べ、自分たちの生活や将来への影響を考えるアクションを取りたい」
生徒たちのコメント:
「1回目の発表で見つけた課題を2回目の発表で改善できたのが良かったです」
「3、4人で発表しあうからこそ一人一人発表しやすく、聞いてる側も相槌がしやすいと思った」
「発表後のQ&Aは相手のテーマについてより深く知ることができて良いなと思った」
「聴いている人を楽しませることができたと反応から感じることができた、自分でやっていてとても楽しかった」
「他の人の発表から自分にはない視点を学べたことが印象的でした」
「心理的なことや行動科学的な分野について調べた人、社会問題について調べた人がいてどちらも聞いていてとてもおもしろかった」
「梅干しがおにぎりの具になった理由を調べてた人がいました。すごく興味深かったです」
「より話し相手の身近なところに迫りながらプレゼンをすると内容が入ってきやすい」
「調べた内容を行動につなげる探究を目指したいと思いました。」
「世界や地域の問題についてもっと詳しく調べていきたいと思いました。私たちのような若者に、今の社会問題を理解し、解決できるように頑張りたいです。」
「今回は客観的な立場から物事を考えることが多かったと感じるので、これからは、自分の立場に置き換えて、自分にできることはなんなのかなども考えられたら良いと考えました。」
発表会で得られた学びをもとに、生徒たちはさらなる成長を目指して取り組んでいきます。今後の探究活動の成果にもぜひご期待ください!