見出し画像

大手ギャラリー【職員研修③ゲートキーパー研修】

令和6年8月27日(火)、長岡大手高等学校において、教職員を対象とした「ゲートキーパー研修」が開催されました。この研修は、生徒たちの心のSOSを早期に察知し、適切な支援を行うための重要な取り組みです。

講師の内川未奈希教頭
職員48名が参加しました。

近年、生徒を取り巻く環境は複雑化し、心の問題を抱える生徒も少なくありません。そうした生徒たちのSOSをいち早くキャッチし、適切な支援につなげるために、本校では毎年、ゲートキーパー研修を実施しています。ゲートキーパーとは、「生きる人を支援する人」であり、教職員一人ひとりがその役割を担うことが求められています。

先生方同士のペアワークも取り入れながら、研修が進んでいきます。

内川教頭の問いかけに関する話し合い
「価値観ワーク1」
自分が大切にしている言葉を選び、その理由とともに紹介していきます。
「価値観ワーク2」
選ぶ言葉が違う=職員の多様性
チーム長岡大手を育む大切な要素です。

今回の研修では、教職員同士がペアを組み、ロールプレイも行いました。実際の場面を想定した演習を通じて、生徒のSOSサインにどのように気づき、どのように声をかけるべきか、実践的な学びを深めました。

ロールプレイシナリオを用いたペアワーク
ロールプレイの感想を述べあいました
生徒がSOSを伝えてきたら、共感・感謝・約束が大切だと語る内川教頭

TALK:T(tell:伝える)、A(ask:尋ねる)、L(listen:聴く)、K(keep safe:安全を守る)の頭文字をとったもので、支援的なコミュニケーションの基本的な原則です。
"I"メッセージ:"I"は「私はあなたを心配しているよ」という私からの愛を伝えること。
有意義な研修でした。